日本人であればパスポートひとつで入国できる国もありますが、オーストラリアに渡航するには、査証(ビザ)が必要となります。3ヶ月以内の短期滞在の場合、観光ビザETASを申請しなければなりません。Electronic Travel Authority System(ETAS)の略ですが、ETA(イーティーエー)と呼ばれることもあります。私たちがイメージするビザは、大使館や領事館にてパスポートにラベルやシールを張りますが、ETAは名前の通り電子ビザになります。パスポート内にあるICチップにて、取得日、発給代行者、その他ビザ情報が管理されるシステムとなっています。
観光ビザの申請はオーストラリア移民局のサイトよりオンラインにより行います。15分程度で入力を完了できる簡易なもので、審査スピードも速く問題なければ半日でおりるとされています。オーストラリア国内からは申請できないので注意しましょう。渡航の際にはETAを申請したパスポートを使って入国します。パスポートを変更した場合は新たにETAを取得する必要があります。申請費用決済はクレジットカードにより行え、申請費用は20ドル(2018年7月現在)です。
申請する時に準備するもの
● 電子メールアドレス
● パスポート
● クレジットカード
申請入力内容
● 氏名、性別、生年月日、出生国
● 旧姓
● 犯罪歴の有無
●パスポート情報(旅券番号、有効期限、発行官庁など)
オーストラリア移民局のサイトからではなく、日本の旅行代理店や民間のビザ代行業者を通してもETASを申請することが可能です。1ヶ月前からの申請であれば500円程度で可能な会社もありお得になります。
ETAを取得後、発行された日から12か月間有効です。パスポートの有効期限がこれより短い状態でETAを取得した場合、有効期限はそれに準ずるようになるので注意しましょう。ETAの有効期限内であれば、オーストラリアに何度でも入国が可能です。1度入国で3ヶ月までの滞在が許可されています。ETAでは就労することはできませんが、3ヶ月間の就学・トレーニングは許可されていますので、語学学校や短期コースを受講することが可能です。学生ビザは申請が複雑になること、ワーキングホリデービザは年齢や申請回数制限があることから、短期留学であれば観光ビザを取得したほうが良い場合もあります。うまく使い分けてビザを申請しましょう。
観光ビザ短期留学プラン
● 語学学校12週間通う(一般英語、TOEIC対策、IELTS対策、ケンブリッジ検定など)
● 短期コースへ通う(J-Shine小学校英語指導、TESOL成人向け英語指導、バリスタ、フライトアテンダントなど)
● ホームステイ、ボランティア、インターンシップ体験
●オーストラリア国内旅行、サーフィン、セーリング、アクティビティ
POINTほとんどの場合は12時間以内にETAが発給されますが、発給が遅れている場合やオーストラリア大使館に照会するようにとのメッセージが表示された場合は、速やかに大使館等へ連絡をしましょう。
※在日オーストラリア大使館Electronic Travel Authority(ETA)の申請方法案内サイト
http://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/subclass601_jp.html
ETAは電子システム上で確認できるので、発給されたことがわかる画面を印刷した用紙等を空港で提示する必要はありません。どうしても不安になるという方は念のため印刷しておき、空港でチェックインやオーストラリア入国時に提示できるよう準備をしておくと良いですね。
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