オーストラリアは明日からイースターホリデーに入ります。他民族国家のオーストラリアですが、キリスト教文化がベースとなっているので、イースターはオーストラリア人にとってクリスマスに次ぐビッグイベントです。日本人にはあまりピンとこないこのイースターですが、イエス・キリストの復活をお祝いする日です。キリストが十字架にかけられて処刑された後、実はキリストは復活していると言われています。そのキリストの復活をお祝いするのが、このイースターというイベントですね。オーストラリアは祝日となり各州により異なりますが、4~5連休になります。
2020年イースターホリデー
4月10日(金)~4月13日(月)
オーストラリアのスーパーやショッピングセンターでは、いたるところでたまご型やウサギ型のチョコレートが販売されています。たまごは、生命の誕生を意味するもので、ウサギは多産なことから、豊かな生命の象徴とされているようです。またベーカリーやスーパーでHot Cross Bun(ホットクロスバン)というドライフルーツが入った、十字にアイシングしてあるパンが売られます。このパンをイースターフライデー(Easter Friday)に食べる習慣があります。6つ入って3ドル~5ドル程度で売られており、レンジで温めて食べるとさらにおいしいです。
オーストラリア人のイースターホリデーの過ごし方ですが、小さな子供がいる家族ではエッグハント(Egg Hunt)をします。たまごに色を塗り、飾り付けたイースターエッグを庭に隠します。子供たちはかごを持って、そのたまごを探します。また、公園やシドニーであればオリンピックパークで開かれているイースターショー(Easter Show)にでかけることが多いです。遊園地、アニマルショーや屋台が同時に楽しめるようになっており、家族連れでにぎわいます。若い世代は、友人同士でビーチでバーベキューやパーティを開きます。家族・友人を問わず職場でもイースターチョコレートを交換して、みんなでイースターホリデーを楽しむ文化が根付いています。
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