留学生活を円滑にスタートしよう
夢にみた留学生活がいよいよスタート!海外に住むにあたって様々な手続きが必要ですが、一体何から始めればいいか迷ってしまいますよね?おまけにすべて英語になるので、なんだかややこしそうです。ここではオーストラリアに到着してからの1ヶ月のスケジュールと、各種手続きをわかりやすくまとめてみました。最初の月に必要手続きを済ませておけば、あとは海外生活を心置きなくエンジョイできます。Aさんの例をみてみましょう。
Aさん:ワーキングホリデー 金曜日本発&土曜シドニー着 月曜から語学学校へ通う
到着1日目 ゆっくり休んで近所を散策
長いフライトで身体はクタクタです。オーストラリアは時差が1~2時間ほどですが、まずはシャワーを浴びてゆっくり仮眠をとりたいところですね。深夜便で日本を出発して午前中到着するフライトが、オーストラリアへの渡航でよく利用されています。入管・荷物受取など問題なければ、1時間弱で空港から出ることができます。空港ピックアップ・タクシー・電車などを利用して移動しますが、ホームステイや学生寮を予約している方は、この時シティを散策するのはNGです。直接滞在先まで向かいましょう。滞在先に到着したら、ホストマザーや寮管理人からハウスルールや施設の利用説明があります。その際に鍵を渡されますが、わからないことがあれば遠慮なく質問して、ルールはしっかり確認しておきます。仮眠を取られ休憩された後、時間があれば近所を歩いてみましょう。学生寮の方は、自炊になるので買い出しは必須ですね。キッチンツールは利用することができますが、個人で使用するもの、例えばお箸やヌードルの器、シャンプーなどは、自分で購入するようになります。大手スーパーであれば、生活必需品はなんでも揃っているので、散策をかねて出かけてみましょう。
Woolworths(ウールワース) Colesと並ぶ2大スーパーマーケット。全土1000店舗以上。中規模の町であれば大抵ある。オージーはWoolies と呼んでいる。 |
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Coles(コールス) Woolworthsと並ぶ2大スーパーマーケット。全土800店舗以上。設立100年以上の老舗スーパー。こちらも中規模の町であれば大抵ある。 |
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ALDI(アルディ) ドイツを拠点とする世界規模のスーパー。オーストラリアにも上陸し500店舗を展開。2大スーパーに比べとにかく安い。その代わり陳列が簡易で、袋は有料、セルフで袋につめる。 |
到着2日目 学校の下見 電車・バスに乗ってみる
日曜の朝に、フレッシュな朝食をとったら、2日目はシティまで散策&観光にでてみましょう。月曜から学校に通うようであれば、滞在先からの行き方を確認しておくと初日も安心です。ホームステイであればホストマザーから電車やバスの乗り方、シティへの行き方を教えてくださいます。寮の方は、Wifiが使えるので、Googleマップで経路をあらかじめ確認してたり、ルームメイトに聞いてみるのも良いですね。公共交通期間の出発時刻は、平日・土曜・日曜それぞれ異なるので確認しておきましょう。電車やバスには、シドニーであればOpal Card、メルボルンはmyki,ブリスベンやゴールドコーストのあるQLD州はgo cardというプリペイド式のICカードを利用します。日本のSuicaやPASUMOのようなイメージです。セブンイレブンや、駅の売店(news-agency)で購入できます。ちなみにバスは手を挙げないと停まってくれないので注意してくださいね。
到着3日目 学校初日 オリエンテーション
月曜日からいよいよ学校が開始します。学校によって授業開始時刻が異なります。学校から発行されているオリエンテーションレターなどから初日の開始時間を確認しておきしょう。交通渋滞や道に迷うことも想定して、当日は30分は早めに家を出発しましょう。通常、初日は新入生のためのオリエンテーションがあり、学校の説明や施設見学などを行います。語学学校であればクラス分けのテストが1時間ほどあります。レベルに合ったテキストが与えられ、早速授業がはじまります。ランチは、朝早起きしてサンドウィッチなど自分で作って持参したり、学校の近くのカフェやショップで購入していただけます。韓国・中国系の食料品店であれば、1~2ドルほどでヌードルが買えますよ!
- パスポート
- 筆記用具
- オファーレター/ウェルカムレター/オリエンテーションレターなど
- ビザを証明できる書類(VEVO、移民局からのvisa grant noticeなど)
- 学生カード発行希望者はパスポート大の顔写真
到着4日目 放課後に携帯ショップへ
学校が始まった週から、放課後を利用してどんどん動いていきます。まずは携帯電話を契約しましょう。オーストラリアでは国内大手キャリア通信会社、Optus、Telstra、Vodafoneなどありますが英語での契約になり、期間が長期に渡ることがあります。英語が初心者でハードルが高そう…という方は、日経の携帯会社が料金体系もさほど変わらないことからお勧めになります。日本からSIMフリーの携帯を持ち込んでいる方は、SIMだけの契約になります。本体も必要な方は、機種本体0円で月額払いのものなどを検討してみましょう。シドニー、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンに店舗を持つエーブルネットや、シドニー、ブリスベン、メルボルンに店舗があるニッテルコミュニケーションズは日本で事前にSIMカードを受け取ることができるサービスを提供しています。下記の表は料金プランのサンプルです。個人のネット生活スタイルにより、どのくらいデータを使用するか異なりますが、$30/3GBがひとつの目安になります。スタンダードなプランになり、連絡をとりテキストメッセージを送ったりする分には十分なデータ量ですが、インスタなどSNSをたくさん利用する方は7GBくらいあったほうが安心かもしれません。
タイプ | 月額 |
SIMのみ 機種なし 3GB(4ヶ月以上契約) | 28ドル |
SIM+スマホ本体無料、3GB(6ヶ月以上契約) | 35ドル |
ポケットWifiのみ 3GB 通話なし(1ヶ月以上契約) | 23ドル |
SIM+本体レンタル+2GB 通話60分(1~3ヶ月契約) | 28ドル |
ガラケー+ポケットWifi 7GB 通話30分あり(4週間契約) | 35ドル |
到着5日~6目 銀行口座開設
携帯電話を契約したら、次は銀行口座の開設です。現地でバイトをする方は給料の振込先として必要になります。また利息も日本の銀行と比べて断然お得なので、海外口座をメインに利用して運用するのも興味深いかもしれませんね。銀行は平日4時まで営業しているので、授業が終わって最寄の支店に向かうとちょうど良い時間になります。予約はとくに必要ありませんが、身分証明のパスポートとATM銀行カードが発送される受取先住所が必要になります。詳しくは、口座開設方法の記事をご覧ください。よく使う銀行での英会話も合わせて掲載しています。
関連記事:【4大銀行徹底比較】英語初心者でもできる!オーストラリア銀行口座を開設方法
到着7日目 オンラインで在留届提出
海外生活では、事故、災害、テロに巻き込まれる可能性があります。万が一の時には、日本国大使館や総領事館は「在留届」をもとに、留学生の所在地や緊急連絡先を確認して援護します。旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、その住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務付けられております。3ヶ月以上滞在する予定がある方は、外務省のORRnet 在留届電子届システムを利用して、オンラインにより申請が可能です。観光ビザで渡航し、短期の場合はたびレジになります。滞在先住所が決まったら、忘れず手続きを行っておきましょう。滞在中に住所が変わった場合は変更届を提出し、帰国する際には帰国届を提出するようになります。
関連サイト:外務省 在留届について
2週目 ネットでローカルシェア探し開始
到着してから2週目に入ったら、携帯やパソコンを利用して引っ越し先を探し始めます。ちょっと早いのでは?と思われるかもしれませんが、物件探しは海外生活で一番最初に経験する『壁』です。思うような物件が見つからなかったり、家賃と予算が合わなかったり、退居予定日と引っ越し先の入居予定日のタイミングを合わすだけでも一苦労です。ホームステイや寮を4週間しか予約していない方は、必ず2週間目から探し始めてください。退居予定日の2週間前には、退居するかどうかの旨を管理者に伝える必要があります。引っ越し先が見つかりそうにない場合は、この時点で、ホームステイや寮に延長が可能かどうか交渉します。
関連記事:【海外生活】英語で部屋探し!オーストラリアのシェアハウスに住もう
2週目の週末~3週目週末 物件の下見
到着して2週目の週末は、1軒~2軒の下見に行かれることが理想です。3週目の週末までには引っ越し先を見つけておくタイムスケジュールになります。週末だけでなく放課後も利用して何件が下見に行きましょう。あまり条件を高くしすぎると見つけにくくなるので、ある程度妥協することも必要です。引っ越し先は何より安全であることを最優先しましょう。
家賃 | rent | 光熱費 | electricity, electricity bill |
敷金 | bond | ガス・水道 | gas・water |
契約 | contract | 一人部屋 | own room, single room |
入居可能日 | available | 二人以上の部屋 | room share, share room |
最低滞在期間 | minimum stay | 共有スペースにある部屋 | living share |
退居連絡 | notice | 家具付き | furnished |
推奨性別 | preferred gender | 下見 | inspection |
到着4週目 新しい家へお引越し
4週目はいよいよ引っ越しになります。ホームステイの方は、部屋を綺麗に片づけ鍵を返却し、お礼を伝えて退居しましょう。学生寮の方は、入居時に退居方法について説明があります。一般的には、チェックアウト時間が決まっており(例:10時)それまでに部屋を掃除して、私物をすべて撤去します。管理人が部屋を確認しますので、その際に鍵を返却するようになります。部屋にダメージ等がなく入居規約を遵守していれば、申込み時に支払ったボンド(敷金)が返金されます。通常、確認作業から数週間で銀行口座へ振り込まれるようになります。
グローバルスタディステーションでは、お客様とのカウンセリングを大事にしています。夢を形にする『オンリーワンの留学』を提案することを心掛けています。学校選び、入学手続き、ビザ申請、ご出発準備からご帰国まで無料でサポートさせて頂きます。海外が初めてという方でも安心していただけるよう、オーストラリア滞在中は現地日本人スタッフが対応いたします。まずはお気軽にお問合せくださいませ。