長期留学者必見!年金、住民票、健康保険どうする?
海外の滞在が長期になる場合、気になるのが年金などの公的手続きですね。一体何を、どこで済ませておかなければいけないかここでスッキリ解決していきたいと思います。一般的には、日本を1年以上離れる場合、海外転出届を提出しますが、国民年金や健康保険の免除手続きは、人によってケースが異なることから、メリット&デメリットが発生します。留学がきまったら、まずは役所に足を運んで相談しましょう。余裕を持って準備を進めておくと安心ですね。
公的手続き | 任意手続き |
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住民票は、市町村の区域内に住んでいることを公証するものです。日本を1年以上離れる場合は、戸籍課登録担当窓口に海外転出届けを提出します。基本的には、出発の14日以内でなければ手続きができませんが、転出届けの申請方法は市町村によって異なりますので、一度役所でご確認ください。住民票を抜いておくことで、メリットとデメリットがあります。
メリット | 住民税や国民年金、国民健康保険を支払わなくていい。 |
デメリット | 国民年金を受給する際に、満額受給できなくなる。国民健康保険に加入できない。 |
国民年金には任意加入制度あります。将来の年金支給額に反映されるので、できるだけ任意加入を利用しましょう。
住民税は、前年の所得金額に応じて毎年1月1日に住民票がある市区町村から課税される仕組みです。そのため、仕事を退職して海外転出届けを提出した翌年の住民税は支払う必要ありません。(例:7月退職、10月留学⇒翌年住民税免除)年末年始にかけて留学を検討しておられる方は、住民税支払いの有無をしっかり確認しましょう。市町村により住民税計算方法や、ワーキングホリデーが免除対象になるか異なるので、必ず役所で一度相談してみましょう。
海外転出届けを出しておけば、国民年金を払う必要はありません。ただし、保険料の免除や猶予の承認を受けた期間がある場合は、保険料を全額納付した場合と比べて年金額が減額されます。『任意加入制度』を申し込んでおけば、留学中も納付することができます。あるいは『追納制度』を利用すれば、免除を受けた期間の保険料を後から納付することができ、年金減額を避けることができます。最寄の年金事務所で一度相談しましょう。
海外転出届けを提出すると、住民票を抜くことになるので、自動的に国民健康保険を支払う義務は免除されます。住民票をそのままにしておく方は、留学中も保険料を支払うようになりますが、海外療養費制度を利用することができます。現地の医療機関で診療等を受けた場合、申請することにより、一部医療費の払い戻しを受けることができます。ただ医療行為が適用対象外なものもあり、海外の医療費は高額なもので支払い額が全額戻るとは限りません。メリットとしては、留学中に一時帰国した際に、日本で受けた治療は適用されます。
学生ビザはOSHC保険(Overseas Student Health Cover)という海外留学生健康保険の加入が必須となっているため、損害・個人賠償はありませんが、歯の治療などを除く一般的な治療に関しては、カバーされます。ワーキングホリデービザの方は、民間の海外留学保険などに任意で加入することで、疾病・死亡・損害・個人賠償をカバーすることができます。(補償内容はカスタマイズできる)
ご自身の留学予算に合わせて、民間の海外留学保険と国民健康保険のダブル加入をするか、民間のみにするか、国民健康保険のみにするか、最適なプランを選びましょう。
国際運転免許証(国外運転免許証)は、外国(ジュネーブ条約加盟国)で運転する免許証になり、日本の運転免許があれば、簡単な手続きで取得可能です。現運転免許証(有効期間1年以上)、パスポート、写真、免許証用写真、印鑑、手数料(2,400円)が必要となります。発行日より1年間有効です。最寄の警察署、運転免許センターで手続きを確認してみましょう。オーストラリアは都市部であれば、公共交通機関が発達しているため、車を使うことは必要ないかもしれませんが、車をレンタルして友人とドライブに出かけたり、ワーキングホリデー中に、都市をラウンドする時に、持っておくと大変便利です。また、国際的な身分証明書にもなりますので、バーやパブに出入りする時の身分証明として利用できます。パスポートの代わりとして、いろいろなシーンで役に立つことが多いです。
日本の運転免許は、オーストラリアでは更新できません。うっかり期限切れのままにしておくと、失効になる場合もあります。有効期限をしっかり確認しておきましょう。滞在中に有効期限が切れるようでしたら、留学することを説明し、通例より早目に更新することが可能です。最寄の警察書に一度相談しましょう。
日本の専門学校、短大、大学、大学院生の本科生が申し込むことができます。オーストラリアでDiploma以上の長期留学をする方も対象となります。日本で学校に在籍しておらず、語学学校の場合は不可となります。様々な特典があり、世界中の映画館や美術館、スポーツ観戦、ホテルやバックパッカー、旅行などで学割を受けることができます。携帯のアプリをダウンロードして、どこで何が利用が可能か確認することができます。海外だけでなく、日本国内でも利用できることが魅力です。郵送またはオンラインで簡易に申請ができ、渡航前に準備しておくと良いでしょう。渡航した後でも申請は可能です。
留学などで現住所を長期間ご不在となる場合は、お近くの郵便局の窓口に転居届を出しておくだけで、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送します。インターネットからでも簡易に申請ができます。郵便局が取り扱うサービスなので、佐川急便やクロネコヤマトなどの民間宅配業者の荷物は転送してくれません。継続して受け取るものがある場合(例クレジットカード利用明細書など)は、あらかじめ住所を変更しておきましょう。
グローバルスタディステーションでは、お客様とのカウンセリングを大事にしています。夢を形にする『オンリーワンの留学』を提案することを心掛けています。学校選び、入学手続き、ビザ申請、ご出発準備からご帰国まで無料でサポートさせて頂きます。海外が初めてという方でも安心していただけるよう、オーストラリア滞在中は現地日本人スタッフが対応いたします。まずはお気軽にお問合せくださいませ。